お世話になっております、サックス講師の金井基泰です。
今回は、バロック時代における典礼用(礼拝用)ではない宗教音楽の続き、受難曲について
受難曲
マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ等福音書の著者達による記述に従って、キリストの受難や復活の物語を上演する事は、初期キリスト教時代にまで遡る長い歴史を持っている。
この受難物語を音楽作品としたものは受難曲passion musicと呼ばれ、時には典礼の中に組み入れられ、また時にはオラトリオ形式で典礼(礼拝)と関係のない形でも演奏され、今日に至っている。
福音書の朗唱
300年から1100年頃まで、聖週間に福音書の受難の記事を朗唱する事が、教会では慣例になっていた。
単旋律の受難曲
12世紀になると、受難の物語は一種の劇の形で上演されるようになった。
この場合、キリストの役は一人の聖職者が低い声域で歌い、もう一人の聖職者が福音書記者の役を中位の高さの声域で歌い、更にもう一人の聖職者が高い声域でトゥルバturba(群衆)の役を歌う、という形をとった。
これ等の歌は全て詩編唱様式psalmodic chant styleに従って歌われた。
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