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お世話になっております、サックス講師の金井基泰です。


今回は、バロック時代に演奏された主なソナタの種類について

教会ソナタ
教会ソナタ(ソナタ・ダ・キエザsonata da chiesa)は、1650年以降イタリアで発展した。
このソナタは、対照的な速度とテクスチャーを持ついくつかの楽章から成り立っており、バロック後期までは、多くの場合、緩―急―緩―急の流れにそった速度表示を持つ4つの楽章でできていた。
教会ソナタは典礼の一部として演奏したと考えられ、通奏低音のパートにはオルガンが用いられた。
教会ソナタの中にも、舞曲風の楽章が混じる事があった。
舞曲である事は明示しないものの、舞曲風の性格の曲が、教会ソナタの終楽章などに見られる事がある。

室内ソナタ
室内ソナタ(ソナタ・ダ・カメラsonata da camera)は、パルティータとも呼ばれ、実質的にはいくつかの舞曲から成る組曲に他ならない。

次回は室内ソナタの続きから解説していきます。

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