お世話になっております、サックス講師の金井基泰です。
今回も、バロック時代のソナタについて、前回の続きから
ソナタという言葉が、単に器楽の為の作品である事を意味するにすぎなかった一方で、1600年から1650年にかけて、カンツォーナcanzonaと呼ばれる器楽曲が盛んに作られるようになった。
この楽曲は、速度や拍子の異なる複数の対象的なセクションから構成されるのが特徴だったが、やがてここのセクションが次第に長くなり、それとともにセクションの数が減少するに及んで、各セクションは独立した「楽章」へと発展していった。
そして1650年頃までに、このカンツォーナとソナタが完全に合体し、カンツォーナという曲名に代わってソナタという曲名が使われるようになる。
こうして、複数の対象的な楽章からなる器楽曲がソナタと呼ばれる事になった。
次回は、バロック時代に演奏されたソナタの演奏形態について解説していきたいと思います。
『EYS kids music school OPEN !!』 http://eys-kids.com/
♪音楽・ダンス・英語を一緒に学ぶ "EYS 式 音際教育" で子どもの才能を開花させる♪
3~5歳を対象とした子ども向けプログラムが「銀座」と「横浜」スタジオで開始いたします。
音楽もダンスも英語も週1回学んで月19800円。
お問い合わせは kids@eys-style.com までお気軽にご連絡ください。
|