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金井 基泰 ブログ

バロック時代の器楽について その132014/01/08

お世話になっております、サックス講師の金井基泰です。


今回もバロック時代における器楽の楽曲形式について。

変奏曲形式
主題を変奏するという原理は、「変奏曲」と名付けられた曲に限らず、カンツォーナや舞曲、更には定旋律に基づく楽曲でも用いられた。
変奏曲が最も盛んに書かれたのは、鍵盤楽曲の分野においてである。
17世紀前半のイタリアでは、有名な旋律を主題とする変奏曲が作られ、パルティータpartitaと呼ばれた(このパルティータという言葉は、後に「組曲」の意でも用いられる事になる)。
これ以外にも、バロック時代の変奏曲としては、パッサカリアpassacaglia、シャコンヌchaconne、グラウンドground等と呼ばれるものがあった。
このうちグラウンドは、主にイギリスで使われた形式で、バス声部で短い主題が何度も繰り返され、その上に対位声部が絶えず変化しながら演奏される構成になっていた。
パッサカリアやシャコンヌの名で呼ばれる楽曲が、グラウンドと同様の構成をとる事もあったが、それはむしろ特定の和声的進行に基づく自由な変奏曲の形をとる事が多かった。
イギリスでは、グラウンドのバス声部の上で展開される変奏の事をディヴィジョンdivisionと呼んだ。
この他、ドイツで特に重要だった手法に、定旋律に基づく変奏曲がある。
これは、特定のコラール旋律を定旋律として何度も繰り返しながら、そこに新しい対位法的展開を施していく、一種の変奏手法である。


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