お世話になっております、サックス講師の金井基泰です。
今回も引き続き、バロック時代に大きく発展していった器楽の分野の特徴について。
変奏曲
この時期、主題を変奏するという原理が、様々な器楽曲に深く浸透した。
変奏の原理は、変奏を中心的課題とする「変奏曲」だけではなく、それ以外の形式の曲にも広く取り入れられた。
反復進行(ゼクヴェンツ)
反復進行Sequenzとは、ある旋律パターンを、より高い音高或いはより低い音高に移しながら繰り返す事をいう。
この手法は、バロック中期の器楽で特徴的に用いられた。
反復進行は、転調を行う際の常套手段としても用いられた。
器楽合奏の編成
17世紀後半になると、同じ器楽合奏の中でも、室内楽とオーケストラという、2つのタイプの編成が明確に分けられるようになってくる。
調律
鍵盤楽器の調律法も変化した。
純正律just intonationという、古くからの調律方法に代わって、バロック後期になると平均律が用いられるようになった。
J.S.バッハの《平均律クラヴィーア曲集Das wohltemperierte Klavier》は、全2巻からなる曲集で、上下各巻に、全ての長調と短調による24曲ずつのプレリュードとフーガが含まれているが、これ等の楽曲は、一つには、新しい調律法に基づく調の同等性を表す為に作られたという事も出来る。
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