お世話になっております、サックス講師の金井基泰です。
今回はバロック時代の和声について。
和声
数字付き低音が登場した背景には、新しい和声感の誕生の経緯があった。
すなわち、水平的な音程進行を重視する古いルネサンス的な音楽実践に代わって、新しい和声感が誕生しつつあったのである。
しかし、種々の和音やその転回形に関する理論が確立するのは、バロック後期にラモーRameauの『和声論Traité de l'harmonie』(1722)が出版されてからの事である。
古い旋法的な終止に代わって正格終止(Ⅴ-Ⅰ)が用いられるようになり、また、半音階法がますます重要な役割を果たすようになった。
転調(ある調から他の調へ転ずる和声的進行)も、一定のルールに則ってシステマティックに行われるようになる。
七の和音を、予備なしで導入する事も行われるようになった。
不協和音の扱い方はより一層自由になる。
経過音や掛留等も従来通り用いられたが、そうしたルールの拘束を受けずに自由に非和声音を用いる事も行われた。
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