お世話になっております、サックス講師の金井基泰です。
通奏低音の際に出てきた楽器や用語の一部を解説。
ヴィオラ・ダ・ガンバ
ヴィオラ・ダ・ガンバ属は、ルネサンス時代に使われ、17世紀にヴァイオリン属が急成長してくる以前に広く愛用された弦楽器で、6本の弦を持つフレット付きの楽器である。
6本の弦は、A-d-g-b-e'-a'のように、途中1か所だけ3度音程の所がある以外は全て4度間隔に調弦された。
ヴィオラ・ダ・ガンバとは「脚のヴィオラ」の意味で、楽器を脚で支えることに由来する。
これに対して「ヴィオラ・ダ・ブラッチョ(=腕のヴィオラ)」と呼ばれたのがヴァイオリン属であり、しばしばヴィオラ・ダ・ガンバが原型の楽器と誤解されるが、両者は異なる系統である。
リュート
独奏用楽器として人気のあったリュートは、西洋梨の形をした共鳴胴と、折れ曲がったネック(棹)を持つ。
リュートはフレット付きの楽器で、ヴィオラ・ダ・ガンバと同様、中間だけに3度音程を持つ、4度間隔に調弦された6弦(G-c-f-a-d'-g')の撥弦楽器だった。
リュートの為の音楽は、「タブラチャーtablature」と呼ばれる特殊な記譜法で書き記された。
これは一種の奏法譜で、どの弦のどのフレットを押さえるかを示す事によって、音楽を書きとめてゆく。
和音の第1転回形
和音の構成音のうち第3音がバスに置かれている配置を第一転回形と言う。
簡潔にドミソの和音で例えると、基本形はバスに根音であるドを置き、その上にミ、ソと音を重ねるのに対し、第1転回形はバスに第3音であるミを置き、その上にソ、ドと音を重ねる。
因みに、第2転回形は、ソ、ド、ミのように重ねる。
7の和音
通常の3和音に、根音に対して7度の音を加えたもの。
ソシレファ、ドミソシ等。
『EYS kids music school OPEN !!』 http://eys-kids.com/
♪音楽・ダンス・英語を一緒に学ぶ "EYS 式 音際教育" で子どもの才能を開花させる♪
3~5歳を対象とした子ども向けプログラムが「銀座」と「横浜」スタジオで開始いたします。
音楽もダンスも英語も週1回学んで月19800円。
お問い合わせは kids@eys-style.com までお気軽にご連絡ください。
|