二胡講師の村井鉄也です。思い出の曲と言うと時代ごとに歌謡曲、GS、フォーク、モータウンサウンド、ニューミュージック、ロック、ソウル、Jazz、フュージョン、中国民族音楽、港台ポップス、クラシック、Jポップと好きな曲は年代毎に数えきれません。そのくらい色んな音楽が大好きです。
今回91年から95年、北京にいた頃にスポットを当てて紹介しましょう。自身の専業である二胡や民族音楽の曲を挙げるのはたやすい事ですが、思い出の曲と言うのとは些か違うように感じてしまします。
その当時の中国では香港や台湾のポップスが流行り沢山のカセットで売られていました。確か10元、日本に比べればはるかに安い金額です。初めて購入した港台ポップスは87年香港で購入したダニー・チャン(陳百強)でした。そのダニーの曲は北京でもよく耳にしました。
一生何求、偏偏喜歓你、深愛著你(オリジナルは稲垣潤一の歌で林哲司作曲)。これらの曲は親しみやすい北京語ではなく広東語での歌唱ですが、とても好きでした。広東語の独特の響きも良かったのかも知れません。今日でも上海や北京のラジオから流れとても懐かしく感じます。
91年の香港でのパープルコンサート、そして92年2月に引退表明後、上海で行なわれた生前最後のコンサートなど紫がとても似合うイメージが強く残ります。実際には白い衣装も多かったようです。
当時香港ではアラン・タム、レスリー・チャンと並び称されていたダニーですが、どこか寂しげで92年お酒を飲んだあと昏睡状態になり17ヶ月後の93年の10月に亡くなりました。北京で聞いた彼の死とその二年後に亡くなったテレサ・テン(登麗君)の訃報はとても心に残る悲しい出来事でした。ダニーの出棺を立ち会った夕陽之歌、女人花(二胡でもよく弾かれる曲)で有名なアニタムイ(梅艷芳)も今は亡き香港のスターです。
レスリー・チャンも含め彼らは今も多くの人びとの心の中に生き続ける香港のスターなのです。
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