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お世話になっております、サックス講師の金井基泰です。


今回は、バロック時代における宗教音楽の、プロテスタント教会音楽の続きから

17世紀後半期において、教会カンタータは、ルター派教会の礼拝に欠くことの出来ない重要な一部分となっていた。
カンタータの歌詞は、コラールchoraleや聖書の聖句からとられた。
18世紀のはじめにはエルトマン・ノイマイスターErdmann Neumeister(1671-1756)をはじめとする詩人達が、教会暦にあわせてカンタータを創作する為に歌詞を書いている。
カンタータには、通奏低音付きの、1声部またはそれ以上の独唱声部の為の独唱カンタータsolo cantataと、独唱歌曲(アリアや二重唱)やレチタティーヴォや合唱や管弦楽を用いた大規模なカンタータとがあった。
コラールの旋律は、合唱やいくつかのアリアの中で広範囲にわたって用いられた。
ルター派のカンタータは通常、会衆と聖歌隊が一緒にコラールを歌って終わるようになっていた。

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