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お世話になっております、サックス講師の金井基泰です。

今回は、バロック時代のフランス・オペラについて

前回記述した「フランス風序曲」は本来2つの部分からなり、第1の部分は緩やかなテンポの音楽で付点のリズムを特徴とし、第2の部分は快速なテンポの音楽でフーガ風の書法を特徴とした(これら2つの部分がそれぞれ反復演奏された)。
しかし後の時代になると、フランス風序曲は3つの部分から構成されるようになる。
則ち、第3の部分として、冒頭部分と同様のゆっくりとしたテンポの音楽がつけられ、全体として緩ー急ー緩の3部分構成をとるようになる。

バレエ
フランスには、ルネサンス時代から、宮廷バレエballet de courの伝統があった。
それは、衣装や舞台装置や音楽や詩を用いて上演される舞踏だったが、台詞をやり取りしたり、或いは台詞の部分を歌う事はなかった。

次回はこの続きから解説していきたいと思います。

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