二胡講師の村井鉄也です。毎日寒い日が続きます。明後日20日は大寒で一年でも最も寒い季節を迎えます。青空に空気も乾燥してとても寒く感じますね!
前々回のblogでもご紹介した中国の東北民謡「月牙五更」の題名は五更(日の入り前の二時間前後)の月が牙のように見えると言う意味になります。
単純に牙のように見える月はと言うと三日月と有明月(二十六夜頃)の頃だと推測されます。ではでは五更の頃に見える月はと言うと有明月と言う事になり、今朝の月が正にそれで、東の空に低く牙のような月がとても美しく輝いていました。
有明月と呼ばれる所以はそれからしばらくしてから目にする事となりました。段々と東の空が赤身を帯びて色づき、その上を美しい牙のような月が輝いています。
有明の空に昇る月はとても美しく感じました。
因みにみなさんも良くご存知の三日月は、夕日が沈む直ぐ後を追うように西の空に浮かび数時間後に沈んでしまうお月様です。
次回の有明月は旧暦で新年を向かえる前の最後の月となります。こうして暦や月齢を調べながら自然を眺めると沢山の発見があります。
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